野中貝塚の施設情報

縄文海進が見られた場所に位置する貝塚縄文時代前期後半の貝塚で、1950年に発掘調査が行われた。市の史跡に指定されており、出土品は、土器片のほか、鹿、イノシシなどの獣骨、ハイ貝、ハマグリなどで、当時の人々の暮らしが伺える。縄文時代前期は、海水面の上昇がピークに達した現象「縄文海進」が起こった時代で、この現象があった周辺一帯に、同様の貝塚が散在している。